2020/03/03 07:15

3/3 朝です

市川です

昨日アップしたとおり初心に帰れたというのが
このネットを更新を再び始めたことによる最大の利点だったのですが
お店を始めたころ、ネットを始めたころ、を思い出したので
少しそのころのことも記録していこうと思います


前の店出したのが2014年
あの時はその前のお店のこともいろいろあって
宣伝も何もせずオープンの時も内装をいじくりながらなんとなく開けて
お店を出すにも関わらず
あまり人とかかわることも嫌で
来てくれるお客さんのみ、の受け身の状態。
あとはネットをやればなんとかなるか。。。という安易な考えでした。

ネット販売はずっとやっていたので
なんとなく先も見えているつもりで
すんなり始めたんですが
既存品だけだとなかなかうまくいかない。。。

店と同時に始めていた制作物は
(最初はアクセがメインでした)
1点ものになってしまうので手間等考えると
ネットは避けようと思っていたんですが
既存品だけだとネットが全然売れない。。

そうして他の販売サイト等含めネットにアップを始めたわけですが
アクセやバック、色々載せているうちに
やっぱ服で勝負したい。と思うようになり、
リメイクのものも載せることにしました。

服に関しては
ずーっと自分の携わってきたものでもあり
素晴らしいものも見てきていたので店ではつくったり置いたりしていましたが
ネットにはどうも載せる気がしなかったのです


ですのでネットにはあえて別のものを制作したりアップしたりしていたのですが
それはそれで確信的なものはまだ持てずにいました
(たまに売れるけど自分である意味があるかどうかが見えなかった。。)

ですがついにリメイクものをアップすることにしました。
やっぱり服で何か自分というものを表現、見てもらいたいと思ったのです。

お店のオリジナルなんかは結構前のころからその時々のお店でやっていたのですが
工場でつくっていただくものがほとんどだったので
自分の手で出来上がった服をネットに載せるということが
実はこの時がはじめてでした。

よく考えてみれば
自分で手を施したものについては
全国で一人だけも買ってくれる、わかってくれるひとがいればいいのです。
店という超狭い空間だけではなく全国の人に見てもらえるのです。
そして一人だけでもわかってくれる人がいればよいのです。

さすがに一人くらいはいるだろ~。と

まず一つ載せました。
なんとその日の夜に購入してくれる人がいて
確信しました。

「自分の想いをわかってくれる人は絶対いる。」ということ

もちろん1点ものをアップして売れたらおしまい。は手間がかかる
(ネットを躊躇する大きな理由。。。)

でも買っていただくほうの嬉しさのが何倍も大きい。


単純にその嬉しさにはまり
その日からは店で制作してはアップの日々が続きました。

(もちろんそれだけで食べていけるほど制作も更新も出来ませんが。)

他にも店では古革靴をメインでやっていたのでそちらを売るために
フリマに出始めたのがそのころで
(東海エコフェスタなんかはそのころから出さしてもらっています。)

そういう状態で
古革靴はお店と出店
作ったものは制作→ネット、と両面が楽しくなりつつ
(お店に来てくださるお客さんとのやり取りはもちろん楽しいのですが何せ少なかった。(泣)
生活の余裕は全く見えず(今も見えませんが。。。)

そんな中で出店の楽しさがわかってきて
今度は自分の作ったものを対面でいろんな人に見てほしい。。という思いに駆られ
出展形式を広げていったのです。

そのころはネットがメインだったのでなるべくパイの大きなところがよいと思い
東京や横浜なんかのイベントに出ていました。

つづく